鼻づまりと息苦しさが7年ほど続いています。耳鼻科や内科で処方してもらっていた鼻炎などの薬を長く飲み続けていましたが、なかなか良くなりません。耳鼻科では鼻中隔も湾曲しているのでどうしても治したいのであれば手術をするようにと勧められましたが、手術後は両方の鼻にガーゼをつめられ口呼吸しかできなくなるため、数日間呼吸が苦しくなる怖さで躊躇しています。痛みは麻酔や薬で抑えることができますが息苦しさはひたすら耐えるしかなく、夜眠れるかどうかも心配です。ちなみに蓄膿症はありません。
鼻中隔湾曲は生まれたときからの症状ですが、子どものころから20年以上鼻づまりで息が苦しくなったことはありませんでした。
しかし社会人になってからある日突然ひどい鼻詰まりと息苦しさに襲われ、その日からずっと続くようになりました。
なので、鼻詰まりと息苦しさの原因は、鼻中隔湾曲以外にも他に原因があるのではと思っています。
別の耳鼻科で、レントゲンを撮ってもらったところ、鼻腔に鼻汁がたまっていて外に出にくくなっているといわれ、鼻汁の排出をよくするカルボシステインという薬を処方してもらいました。
鼻汁と言っても、黄色の膿みたいなものではなく、白色(花粉症時にかむとでてくるような)のものです。
この薬は意外とよく一時的に症状を緩和することができました。しかし長くは続きませんでした。
個人的に、一番鼻詰まりを解消できた薬は、薬局で販売している「アネトン」という薬です。歯医者で口呼吸が難しくなるときなどの緊急時にはいつもこれを使っています。
血管を収縮して鼻詰まりを緩和する点鼻薬も売っていますが、効果は低く副反応も大きかったためほとんど使用していません。
内科の血液検査で、中性脂肪とLDLコレステロールが高く、血圧が少し高いという結果が出たため、血圧を下げるアムロジビン錠と高コレステロール血症治療剤 「リバロ錠」を処方してもらいました。
食後にリバロ錠という薬を飲むと、なぜか鼻の通りがよくなることがありました。そして鼻づまりは朝に改善していることが多く、食後にひどくなることがほとんどです。
2019年1月 尿管結石で、左のわき腹から背中にかけて激痛が走るできごとがありました。レントゲンとCTで確認すると1cm程度の石がみつかりました。しかしその日以来全く痛みがなかったため、自然排石を期待して1年ほど様子を見ていました。
この間、おなかの痛みはありませんでしたが、なぜか鼻詰まりと息苦しさのほうは日に日にひどくなっていきました。しかしどの文献を読んでも結石と鼻詰まりの因果関係は不明です。
そして一年後に再び激痛に襲われたため、体外衝撃波結石粉砕術という手術で石を割りました。
それ以降、ひどかった鼻詰まりと息苦しさが軽減されるようになりました。とくに食後に鼻詰まりがひどくなる症状がほとんどなくなったのは、かなりの驚きでした。
炎症による粘膜の腫れで鼻づまりは少し残っていますが、以前のように鼻汁が鼻腔にたまってさらに悪化させるようなひどい鼻詰まりは起きなくなりました。
鼻中隔湾曲が鼻づまりの原因になっていることは間違いないのですが、これ以外にも食生活による体の異常が、鼻づまりと息苦しさにに何らかの悪影響を与えているような気がしてなりません。因果関係は不明ですが・・・。
中性脂肪とLDLコレステロールを下げるために、まずは食生活を見直すことから始めました。炭水化物や糖質(ごはんや麺類、フルーツ、アイスクリームなど)の摂取量が多かったので、これらを減らし、かわりに野菜やキノコ、魚中心の食生活に変更しました。また家でできる運動やスポーツクラブ、ウオーキング、筋トレを増やしました。このように生活習慣を少しづつ変えていき、2週間ほど経過したところ、体重の減少と血圧の低下、鼻の通りが以前とくらべてよくなる時間が多くなりました。中性脂肪とLDLコレステロールを下げるための対策は、ダイエットにも効果があるのでおすすめです。
コレステロールや中性脂肪の改善によいとされる食べ物リスト
・魚(おもにサバやアジ、サンマ、イワシ) ・海藻(昆布やわかめ、ひじき、もずく) ・納豆 ・酢 ・きのこ(シイタケ、しめじ、えのきだけ、エリンギ) ・ネギ類 ・野菜(ホウレンソウ、ゴボウ、ダイコン、玉ねぎ、ブロッコリーなど) ・豆腐 ・こんにゃく
控えたほうが良い食材
・牛肉や豚肉の脂身 ・チーズ ・バター ・マーガリン ・生クリーム ・卵 ・アイスクリーム ・炭水化物を多く含む麺類やごはん、パン ・レバーや砂肝など内臓系 ・いくらやタラコ、筋子、からすみなどの魚卵系 ・チョコレートなどお菓子類