SX50HSの超望円ズーム(焦点距離1400mm相当)を利用して太陽を撮影したい。
太陽は光が強いので、このままでは白飛びしてまともに写りません。減光フィルターが必要になります。
EOSKissX4で使用していた減光フィルター(ND400(径58mm))をなんとか使いたいと思い、ステップアップリング(ZEROPORT JAPAN ステップアップリング 49mm→58mm 498円)を購入。
フィルター径はあうものの、ネジ穴がかみ合わないので下図のようにビニールテープで固定する。
キャノンから、フィルターアダプター FA-DC67Aなるものも発売されていましたが、67㎜のフィルターしか使えない仕様となっていたためステップアップリング+ビニールテープ固定でしのぎました。
撮影日時は2016年3月4日。日没時間は17時50分ごろ。16時32分ごろ、ND400を取り付け、マニュアル露出にしてTv (シャッター速度) 1/1600、 Av (絞り数値) 8.0、 ISO感度80にて撮影。まだ日が高く、シャッター速度や絞りを最大にしても白飛びしました。
17時27分ごろに撮影。Tv (シャッター速度) 1/400、 Av (絞り数値) 8.0、 ISO感度 80。シャッター速度の調整ができるレベルまで日が落ちてきました。黒点や白斑、太陽表面の粒状斑などがかろうじてわかるレベル。EOSKissX4のレンズキット(250mm)で撮った写真よりはきれいに撮れました。日が高い時間帯にとる場合は、ND10000やND400の2枚重ねなどさらなる減光処理が必要ですが、皆既日食や部分日食にも十分対応できるレベルです。
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